ばらかもんコミックス7巻のレビュー/感想

ばらかもんコミックス7巻のレビュー/感想

ばらかもん(7) (ガンガンコミックスONLINE)

七巻は色のあるイベントが多かったですね。
個人的にはかなり面白かったです。

 

今回のテーマは清舟との交流の深さを表すことでしょうか。

 

発表会があるから来てほしいとなるが清舟にせがみますが、
これは完全に親に頼むようなものですよね。

 

そして発表会最後でも、
なるの「しゅうじが上手くなりました」という言葉に清舟は親のような顔を見せています。

 

ヒロシの進路決定の話では、ヒロシとの交流の深さです。

 

清舟とキャッチボールをして相談をしようとしても上手くいきませんが、
清舟の当たり前のように言った言葉を素直にヒロシは心に響かせています。

 

「必要なのは確信じゃなくて覚悟。夢を叶えるのに他人の太鼓判を欲しかるのか?」
という、言葉は、不安を肯定してもらいたいというヒロシの気持ちを考えれば、
素直に受け取るには信頼関係がないと無理な話でしょう。

 

タマと美和の短編はツボでした。

 

清舟の「吊るされたゴムボール」を使った謎の行為をめぐる話では、
タマのノリのよさと、ヒロシの顔が面白かったです。

 

美和の話では、痣を作って清舟の家に家出きたので、
勘違いして清舟が親父から美和を守ろうとする話ですが、
本人たちが飄々としているわりにはかなりいい話でした。

 

そして99歳のキヨばあが登場するのですが、
月明かりの中一緒に座るキヨばあとなるが、
動けなくて孤独なキヨばあと、親がいない疑惑があるなるの孤独が上手くマッチしていて、
感動するシーンでした。

 

これが伏線となるのですが、それはまた八巻で。

 

ばらかもん(7) (ガンガンコミックスONLINE)
ばらかもん 7巻

アニメ「ばらかもん」の原作漫画もマジメに面白くてほっこり感動


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