1分で分かるばらかもん!
長崎県の五島列島を舞台にした書道家の偶にシリアスありのほのぼのとした物語です。
書道家として若くして注目を集めていた23歳の半田清舟は、
自分の授賞式で展示館の館長に酷評されて「俺の字の何が悪い」と、
殴りつけてしまいます。
その事件をきっかけに五島列島の田舎に住むように、
同じ書道家である父親に命じられ、
五島列島の小さな島での生活が始まります。
島で用意されていた借家は、地元の子供たちの秘密基地にされていました。
そこから基地の住民だった7歳の琴石なるを通して地元の子供や中学生、
島民と、交流が始まります。
都会で育ってきた清舟にとって、
島の生活は初めてのことばかりで、困難そのものでした。
個性豊かな島民たちと助けてもらいながら、
清舟も島と関わる中で助け合って、島に溶け込んでいきます。
タイトルの「ばらかもん」とは、五島列島方言で「元気者」という意味で、
なるや子供たちは元気者ばかりです。
そうしたばらかもんたちで作られた島の生き生きとした姿が描かれていきます。
決められた基本の形に拘っていた清舟はその自由な気風の島に馴染んでいく中で、
時には苦悩しながら、時には遊びながら、時にはその時の人や自然との出会いによって、
自分の書道を見つけていくために翻弄していきます。
そうして島の生活を通して書道家として悩める時期にあった清舟が、
様々な人に出会い、過去と向き合い、成長をしていく大人気ハートヒートアイランドコメディーです。