ばらかもんコミックス3巻のあらすじ
「ばらかもん」3巻では、今までの島での生活とは変わって、
清舟の過去に触れるような人物が現れ、
葛藤と吹っ切れが描かれます。
清舟が過去の自分と向き合うような物語になっています。
清舟の友人である画商の川藤と、
清舟を賞で負かした神崎康介が島にやってきます。
「憧れの人さしおいて大賞とっちゃったんです」と、
笑顔で言う神崎は、字が変わった清舟に反発をしながらも
清舟の考えや状況を学んでいきます。
清舟との再会にじゃれあう川藤とは違い、
神崎は清舟を元の字に戻そうと神崎は説得しようとします。
清舟を尊敬する気持ちは本当であり、
清舟の字が変わったことに混乱している神崎は本気でしたが、
清舟は葛藤の末になるに答えを導かれるのでした。
清舟たちはその後、魚釣りを神崎たちとします。
ろくに観光をしていなかった画商の川藤たちを満喫させるための試みでしたが、
観光地を回りたい川藤と清舟の字をみたい神崎は不満顔でした。
しかし、釣りでの共同作業をしていくうちに
二人は一つの字を完成させるためのインスピレーションを得るのでした。
神崎にも悩みがあったのですが、
清舟によって晴れ、清舟も迷いが晴れた瞬間でした。
その後、台風が来て、雷で電気製品が全て壊れてしまった最終章。
パソコンがあるからこそ、書道家として仕事に支障なく島で生活していた清舟は、
これから波乱の幕開けを感じさせるのです。
ケータイ電話通信不能、インターネット断絶、電話なし、テレビなしの
完全な田舎暮らしの本番へと入るのです。